生きている中で、やろうと思うこと、それでもやらないことがあると思います。
そこでやらないことに決めるのは、失敗したときのことを考えるから、というよりも、失敗してしまうと思っているからなのでしょう。
この場合に、自信という捉えどころのないものが果たす役割が大きいと感じています。
2月25日に、妹が第一志望の大学に合格しました。
高校1年生のときから憧れていた学校で、第一志望の学部ではないですが、4月からその大学に通うことができます。
これは、本当にうれしかった。今年一番うれしかった出来事でした。
妹は、今まで勉学に関しては、なかなか結果が伴わないことが多く、中学受験、高校受験と不本意な結果になっていました。自分がいる場所に満足できないことは非常につらいことだと思います。また、そのことによって、自信を持てずにいるような状況でした。
この状況を他者が解決することはできなくて、ただ、結果が出てくれることだけが解決できる問題でした。
そして今回望み通りの結果が出たこと。その瞬間、妹の人生が変わった音がしたのだと思います。一度しかない人生では、あらゆる偶然が必然です。今までの挫折は、このためにあったのかもしれない、とさえ思える結果が出たこと。あらゆるものに感謝したい気持ちです。
ここで、妹は自信を得たと思うのです。
この自信は、やりたいことに対して向かっていく気持ちの根本を支えてくれると思います。
どうせ失敗する、などとは思わずに、やってみよう、成功させてやろう、という気持ちを持つことができると思うのです。
これは、大学合格以上に大きいもので、そのような意味で、妹の人生が変わったと、言えると思います。
妹には、きっとこれからもっと大きな挫折はあると思います。大学受験は自分の努力で結果を左右できる割合が大きいものです。今後の壁は、他者との関わりの中にあるものでしょうから、試験よりもずっと多くの不確定要素に満ちていて、自分の中の全力で立ち向かったとしても思い通りの結果が出ることは少なくなっていくのでしょう。
それでも、ここで得た自信、そのときに味わった感情が、つらいとき、苦しいときに、きっと支えてくれると思います。それは、家族であっても恋人であっても、他者が支えることのできない場所なのです。
今回、努力して満足できる結果が出たということについて、兄として、本当にほっとしています。
安心した、というのが本当の気持ちです。
安心した、というのが本当の気持ちです。
これから人生のいろいろに向き合っていくあなたに幸のあることを願っています。
第一志望の大学で学ぶのは、本当に楽しいよ。
(閑話休題、感情というものは過ぎ去っていくもので、色味や風味が薄れる速さは驚くべきものです。妹の合格を聞いた日、自分まで非常に高揚して、人生の溢れる可能性について考えを向かわせていましたが、翌日起きると、その興奮はどこか遠い世界の出来事のようで、自分の日常が始まり、仕事をしているのでした。仕事をしていても、妹は努力して自分の望む結果を出したのだから自分も頑張らないと、と思うことはあっても、合格を知ったそのときの気持ちとは距離があるのでした。それは、人生が続いていく、ということの証明でもあるのだと思います。)

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